浴衣のココロ

手ぬぐい

手ぬぐいって持っていますか?
私は好きなデザインの手ぬぐいをいくつかコレクションしていますが、中でもお気に入りの手ぬぐいが5〜6本あります。
手ぬぐいって使ってみると本当に便利! 浴衣を着ているときにはハンカチよりもち手ぬぐいのほうがサマになりますし、色んな用途に使えるのでとっても便利です。
使い込んでいくうちに、色合いが変化していくのも手ぬぐいを使う楽しみの一つ。
浴衣に合わせて手ぬぐいのデザインを選んでみたり、お気に入りの手ぬぐいを使い込んで自分だけの風合いにしていくのも楽しいですね!

手ぬぐいについて

特徴

手ぬぐいは、一言で言ってしまえば木綿でできた布です。
ハンカチやタオルと同じような用途以外にも、フキンにしたり頭からかぶって防止代わりに使ったりと、とても実用的に使われてきました。
しかし、「手ぬぐい」と言う意味はもともと単に「手をぬぐう」ということではなく、神聖なものに対して手を初めとする身体や物をぬぐって清めるためのもの、として使われていたそうです。
素材も当時は手に入りにくかった麻や綿が使われていてちょっと高価なもので、今のように誰でも気軽に色々な用途に使える一般的なものではなかったそうです。
また、手ぬぐいが一般的に使われるようになってからは、遊び心のあるデザインがたくさん用いられてきました。
江戸の粋な心をあらわしたような「かまわぬ」や、子孫繁栄を願った「まめしぼり」など、柄や模様に意味が込められたものが多いのも手ぬぐいの特徴です。

歴史

手ぬぐいの歴史は古く、麻が栽培され始めた起源前には手ぬぐいの始まりとなった「たごのひ」として一部で使われていたといわれています。
「たごのひ」は「て」を「ぬぐう」と言う意味で、現在「手ぬぐい」と呼ばれている由来になったといわれています。
その後綿が輸入されたり栽培されるようになると麻のほかに綿でも作った手ぬぐいが作られるようになりましたが、綿が栽培された当初はまだ綿も高価なものだったため一般庶民がつかうものではありませんでした。
江戸時代ころになってから綿の栽培が盛んになり、木綿生地で作られた着物が一般的になりました。
このころ木綿売りの商人が着物用とは別に決まった大きさ切っただけの生地を庶民にも売るようになり、これが現在の手ぬぐいとなりました。

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